一般社団法人終活協議会様が2026年10月30日に公表した、終活ガイド検定受験者1,014名を対象とした調査結果が、大変興味深い内容でしたので、当団体からもご紹介します。
親の介護が今後の課題になる可能性を感じている人は85.0%に達しましたが、家族で「十分に話し合えている」「ある程度は話し合えている」は39.6%にとどまりました。
反対に、「話したいがまだできていない」28.9%、「ほとんど話したことがない」27.3%で、十分に話し合えていない層は56.2%を占めています。
また、現時点で最もできていない準備としては「家族で話し合うこと」44.4%が最多でした。突然介護が始まった場合の不安では、「介護費用・金銭面」40.6%と「仕事や生活との両立」35.3%が上位を占め、介護への不安が制度理解よりもまず生活設計の問題として捉えられていることが分かります。
引用:【2026年最新】85.0%が「親の介護は自分や家族の課題になる可能性がある」と回答 56.2%が「十分に話し合えていない」、最大の不安は「介護費用・金銭面」40.6%
この調査結果をうけて、介護離職の防止や仕事と介護の両立のためには、まず日頃の家族の会話から始めることが大切だと、改めて再確認いたしました。
そうは言っても、何から話せばよいのか分からないこともあると思います。企業の制度や相談体制を整えることは大切ですが、それだけで解決する話でもないのだろうと感じています。
介護には、家族それぞれの関係性や生活、仕事の事情も深く関わってきますから、制度の話だけではなくて、「普段から家族でどんな会話ができているのか」ということにも、やはり目を向けていきたいです。
改まって「介護について話そうか」と切り出すのも、お互いに構えてしまうと思いますので、何気ない会話の中で、親がこの先どんな暮らしをしたいと思っているのかを尋ねてみて、未来への考えを少しずつ知ることからでも良いのかもしれませんね。
詳しくは、一般社団法人終活協議会様のプレスリリースをご覧ください。

